「あんなに毎日たくさんの人が入っていくのは、上に何かいいものがあるに違いないと思っていたんだ」というのは、途中立ち寄ったお店のご主人。
観光客の列に紛れ、どきどきしながらエレベーターに乗り込んだけれど、展望台には持っているおこづかいでは入れない。悲しいような、悔しいような気持ちで乗った下りのエレベーターが止まった階には、家族へのお土産を選ぶうれしそうなたくさんの人。「いいとこ見つけた」次の日も友達を誘い、観光客の合間を縫って端から端までお土産店のパトロール。そんなことを続けるうちに握り締めたおこづかいはすっかりどこかへ行ってしまった。「展望台には行ったことないよ。だけどみんなが知らない別府タワーの秘密を僕は知ってるんだ」
水色の額縁に収まった波の入り江やこんもりとした緑の山々。展望台の海を望む席に腰掛け、毎日のように通ったご主人が知っているという秘密のことを考えながら、まちを見下ろす。
住所 | 別府市北浜3丁目10-2 |
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営業時間 | 9:00~22:00 |
休日 | 水曜(祝日除く)・大晦日 |
電話番号 | 0977-21-3944 |
駐車場 | 17台 |
オススメ 商品 | 展望台:拝観料 高校生以上200円 小・中学生100円 小学生未満無料 |