「夢」が実るお菓子たち

ケーキ屋さんは小さなころの夢として、誰もが一度は思い描いたことがあるのでは。

「小さなころ、両親は働いていて忙しかったから、おばあちゃんがよく家でお菓子を作ってくれたんです。それがうれしくて、人に喜んでもらおうと私自身も小学校にあがる前からホットケーキや電子レンジを使った蒸しケーキなど、いろいろと作っていました。それがこの仕事に就くきっかけでした」と原田さん。驚くことに、「夢の樹」という店名は中学のころには決めていたのだとか。高校卒業後、さまざまなお店で修業を積み、故郷の別府でお店をオープンした。

 

 

「全員集合!」原田さんの掛け声で、スタッフが集まる。お店のスタッフは、原田さんを含めて3人。「お客さんに対して、私たちで出来ることは精一杯やりたいですね」と原田さんが言うと、3人とも微笑んだ。

 

 

『旅手帖beppu』や別府にゆかりのあるアーティスト・蛭子未央さんとのコラボレーションクッキーも、旅のお土産にはうれしい。さらに2016年8月には2号店となる「与八郎 Café&Sweets」が鉄輪にオープンした。

 

 

 

温かい空気が流れる店内に並べられた、夢が詰まったスイーツ。「夢の樹」に実った果実たちが、別府のまちじゅうで、笑顔と幸せの種になっているのだなぁ。

 

<自家製の栗の甘露煮が丸ごと一粒入ったモンブラン「くりの樹」>

パティスリー夢の樹

パティスリーユメノキ

住所別府市北浜1-4-24
営業時間10:00〜21:30
休日水曜、第1・第3火曜
電話番号0977-22-5109
駐車場なし
オススメ
商品
くりの樹 380円+税